last modified: 2005/09/09
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新人賞受賞作家エッセイ
北國 浩二
今年の五月末、念願の作家デビューを果たしました。 書店で自分の著作を発見することに、今もまだうれしい驚きを感じています。 しかし、それ以上にうれしいのは、読者の好意的な書評を発見したときです。 最初は不安で仕方ありませんでしたが、幸いなことに、いまのところ総じて好意的なご意見ばかりで、ほっと胸を撫で下ろしています。 といっても、基本的に世間に認知されていないので、ごく少数のご意見ですが。 しかし、だからこそ貴重なのだと思います。 無名の新人の著作を読んで、わざわざ書評を書いてくれる。 ほんとにありがたいと思います。 ぼくはすごくいっぱい勇気づけられました。 著者と読者って一方通行じゃないんだ、ということをデビューして実感しましたね。
ぼくと作品と読者――この三つがより良いトライアングルとなって、より豊かな心の交流ができるように…… いまぼくは、そんな漠然とした思いを抱いています。 兎にも角にも、ぼくが作家として成長することが第一条件。 いま取り組んでいる二作目では、少しは成長したところをお見せしたいですね。
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