
last modified: 2001/09/19
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第二回日本SF新人賞経過報告 |
第二回日本SF新人賞について担当幹事 笠井潔 |
| 2000年11月15日、第2回日本SF新人賞の最終選考会が開催された。 最終候補作は永田巌『理想郷(エデン)の落日』、坂本康宏『マシンハンター』、いとういたる『クソイシ』、渡辺健『象のいる街』、吉川良太郎『ペロー・ザ・キャット全仕事』、谷口裕貴『ドッグファイト』の6篇。 小松左京(委員長)、大原まり子、笠井潔、神林長平、小谷真理、山田正紀の6選考委員による厳正な審査の結果、『ペロー・ザ・キャット』および『ドッグファイト』の2作同時受賞が決定された。 『ペロー・ザ・キャット』はフランスの暗黒街を舞台にした近未来SF、『ドッグファイト』は超能力と進化のSF的テーマを中心とした作品で、ともにSF新人賞の期待する水準を充分以上にクリアした力作である。 両作は2001年3月に開催される授賞式をめどとして、徳間書店から単行本で刊行される。また「SF Japan」第3号(2001年春季号)には、吉川、谷口両氏の受賞第1作が掲載される予定。 第2回を迎えたSF新人賞だが、最終選考作はどれも、非常に高い水準の作品だった。いまだ歴史の浅い本賞だが、日本SF界の明日を担う有力新人の登竜門として、早くも定着したといえそうだ。第3回の応募作にも、大いに期待したい。 (日本SF新人賞担当幹事 笠井潔) |
第2回日本SF新人賞 |
最終候補作品 |
永田厳 理想郷〈エデン〉の落日 坂本康宏 マシンハンター いとういたる クソイシ 渡辺健 象のいる街 吉川良太郎 ペロー・ザ・キャット全仕事 谷口裕貴 ドッグファイト |
一次選考通過作品 |
『ハイタッチ』田中勝裕 『仮想空間の生命体』太田康昌 『理想郷〈エデン〉の落日』永田厳 『マシンハンター』坂本康宏 『クソイシ』いとういたる 『象のいる街』渡辺健 『ボルヴェルグ』滝川廉治 『虚構漂流』セコ 『リリパットなユートピア』茂土器太郎 『silentgarden』水上悠 『ペロー・ザ・キャット全仕事』吉川良太郎 『試練』須山祥悟 『人間を失いしのち』山本利津夫 『骨肉の反乱』米沢弘夢 『ドッグファイト』谷口裕貴 『沈まぬ月の国』 鈴川まき 『ロケッツテイル』多謝岐礼 『イン・ザ・フレッシュ』弾射音 |
